2011年 10月 07日
のど自慢イン台湾 |
先日のど自慢イン台湾の公開収録に行ってきました。会場は台北101にほどなく近い国父記念館の階段状のホール。2005年メキシコ市以来、6年ぶりの海外収録だそうです。
収録前にNHKの番組責任者から挨拶があり、東北大震災で200億円の義捐金を送ってくれた台湾への感謝を述べられ、またそれについてもたびたび報道しているということ。そしてお礼も込めて50人の番組スタッフを連れ台北に来たことをお話されました。
その後、台湾の日僑工商会(台湾に進出している日系企業が集う商工会議所)の会長から挨拶。のど自慢の台湾での開催を願って代々工商会のメンバーが8年前から署名活動をしてきたこと、のど自慢を台湾日本人会50周年、日僑工商会40周年の目玉事業として位置づけており、日本人会、工商会、交流協会(=在台湾大使館)から200人のボランティアが出て、会場案内など番組作りに協力しているとのお話でした。
それに続き出場者を応援する家族の看板チェック、拍手の仕方など注意説明があり、収録がスタート。まず最初に、台湾の小学生によるタイヤル族舞踊(台湾の原住民)の披露。
それから耳慣れたテーマ曲と共に、昨日250組による予選を勝ち抜いた25組の方々、徳田章アナウンサー、ゲストの小林幸子さん、吉幾三さんが入場。出場者は19歳から84歳と幅広く、20組が台湾の方、5組が日本人でした。
台湾の方でも歌う曲はもちろん日本の曲、しかも歌に少しの訛りを感じさせず、日本人かなと思うくらい上手な人もいました。さらに歌の後のトークも、多くの人が通訳なしでなんとか話そうとする、いや話してしまう度胸にビックリ。普段から感じていることですが、台湾人は本当はあまり話せない人でも、恥ずかしがらずに話せることはありったけ話してしまうのです。日本人にもこんな度胸があれば、外国語がもっとうまくなるのになあ。
曲目はいつも通り、演歌やポップスの懐メロ系にノリの良い新しめの曲がちりばめられていて、海外在住なのに、生の日本の歌に耳を傾けられる幸せに胸が詰まる思いを感じながら、1年分の拍手しましたよ~。翔太も一緒に拍手して楽しそうでしたが、あとから聞くとタイヤル族の踊りが一番楽しかったって。歌は聴いたことないものばっかりだから、おもしろくなかったかあ。観客は日本語世代(70代以上)の台湾の方が多く、プログラムを通して日本語の後に中国語の通訳が入るのですが、前半で笑ったりリアクションしている割合が高かったです。
さて結果はいかに・・・10月29日(土) NHK総合テレビ17:30-20:43(台湾ではNHKワールドプレミアム18:30-19:43放送)でお楽しみください。
そして台湾らしいエピソードを一つ。
エンディングのテーマ曲が流れて客席が拍手でわき始めた途端、早々に席を離れる人々。収録が終了した途端、アナウンサーの徳田さんと通訳さんが堰を切ったように、”まだ終わってません、ゲストの歌もありますよ~!!!” と呼びかけ一部の人は戻りましたが、それでも結構な人が帰ってしまいました。(台湾では映画なんかもエンディングの字幕が出たらすぐ立ち上がります)
それから観客サービス(?)のプログラムが始まりました。チャンピオンになった人がもう一度、マイクを握り歌を披露。そして小林幸子さんが、『おもいで酒』 『幸せ』 を歌い、吉幾三さんが 『酒よ』 『雪国』。それから二人で『もしかしてPARTⅡ』 をデュエット。小林さんは出場者が歌っている時も後ろの席からノリノリで応援されているし、アナウンサーさんや吉さんとの掛け合いも上手で、サービス精神も旺盛。本当に良い方なのが伝わってきました。そして最後舞台の袖に入る時、『本番中はあまり言えなかったのですけど、震災の時、台湾の方から多くの声援や義捐金をいただいて、本当に感謝しています。ありがとうございました。』 と涙まじりに挨拶され帰られました。今年の大晦日は幸子さんに会えるのかしら。
10月29日(土)是非ご覧下さい。
★会場の国父記念館
★のど自慢のロゴ
収録前にNHKの番組責任者から挨拶があり、東北大震災で200億円の義捐金を送ってくれた台湾への感謝を述べられ、またそれについてもたびたび報道しているということ。そしてお礼も込めて50人の番組スタッフを連れ台北に来たことをお話されました。
その後、台湾の日僑工商会(台湾に進出している日系企業が集う商工会議所)の会長から挨拶。のど自慢の台湾での開催を願って代々工商会のメンバーが8年前から署名活動をしてきたこと、のど自慢を台湾日本人会50周年、日僑工商会40周年の目玉事業として位置づけており、日本人会、工商会、交流協会(=在台湾大使館)から200人のボランティアが出て、会場案内など番組作りに協力しているとのお話でした。
それに続き出場者を応援する家族の看板チェック、拍手の仕方など注意説明があり、収録がスタート。まず最初に、台湾の小学生によるタイヤル族舞踊(台湾の原住民)の披露。
それから耳慣れたテーマ曲と共に、昨日250組による予選を勝ち抜いた25組の方々、徳田章アナウンサー、ゲストの小林幸子さん、吉幾三さんが入場。出場者は19歳から84歳と幅広く、20組が台湾の方、5組が日本人でした。
台湾の方でも歌う曲はもちろん日本の曲、しかも歌に少しの訛りを感じさせず、日本人かなと思うくらい上手な人もいました。さらに歌の後のトークも、多くの人が通訳なしでなんとか話そうとする、いや話してしまう度胸にビックリ。普段から感じていることですが、台湾人は本当はあまり話せない人でも、恥ずかしがらずに話せることはありったけ話してしまうのです。日本人にもこんな度胸があれば、外国語がもっとうまくなるのになあ。
曲目はいつも通り、演歌やポップスの懐メロ系にノリの良い新しめの曲がちりばめられていて、海外在住なのに、生の日本の歌に耳を傾けられる幸せに胸が詰まる思いを感じながら、1年分の拍手しましたよ~。翔太も一緒に拍手して楽しそうでしたが、あとから聞くとタイヤル族の踊りが一番楽しかったって。歌は聴いたことないものばっかりだから、おもしろくなかったかあ。観客は日本語世代(70代以上)の台湾の方が多く、プログラムを通して日本語の後に中国語の通訳が入るのですが、前半で笑ったりリアクションしている割合が高かったです。
さて結果はいかに・・・10月29日(土) NHK総合テレビ17:30-20:43(台湾ではNHKワールドプレミアム18:30-19:43放送)でお楽しみください。
そして台湾らしいエピソードを一つ。
エンディングのテーマ曲が流れて客席が拍手でわき始めた途端、早々に席を離れる人々。収録が終了した途端、アナウンサーの徳田さんと通訳さんが堰を切ったように、”まだ終わってません、ゲストの歌もありますよ~!!!” と呼びかけ一部の人は戻りましたが、それでも結構な人が帰ってしまいました。(台湾では映画なんかもエンディングの字幕が出たらすぐ立ち上がります)
それから観客サービス(?)のプログラムが始まりました。チャンピオンになった人がもう一度、マイクを握り歌を披露。そして小林幸子さんが、『おもいで酒』 『幸せ』 を歌い、吉幾三さんが 『酒よ』 『雪国』。それから二人で『もしかしてPARTⅡ』 をデュエット。小林さんは出場者が歌っている時も後ろの席からノリノリで応援されているし、アナウンサーさんや吉さんとの掛け合いも上手で、サービス精神も旺盛。本当に良い方なのが伝わってきました。そして最後舞台の袖に入る時、『本番中はあまり言えなかったのですけど、震災の時、台湾の方から多くの声援や義捐金をいただいて、本当に感謝しています。ありがとうございました。』 と涙まじりに挨拶され帰られました。今年の大晦日は幸子さんに会えるのかしら。
10月29日(土)是非ご覧下さい。
★会場の国父記念館
★のど自慢のロゴ
by lovetaiwans
| 2011-10-07 15:00
| 台湾