2012年 06月 08日
モンテッソーリ教育 幼稚園参観 |
半年に一度、翔太にとっては最後の幼稚園の参観に行ってきました。一日2組限定で、教室の中の椅子に座り、静かに教室内の様子を見せてもらうという形です。朝一番だったので、各自荷物の整理をしてから、教室のスペースに白線で描いているだ円の上をみんなで静かに歩く”走線”をやっていました。静かな音楽が流れ、黙って精神を集中させて一歩一歩ゆっくり足を進めていました。
次は朝の会。先生と生徒26人ほどが円座になり、十字架のイエス様とろうそくを用意しお話がはじまりました。この日のテーマは電車内にある優先座席について。まず優先座席に座って良いのはどんな人か? と質問があり、普通の座席に座っていても、お年寄りや体が不自由な人、怪我をした人、妊婦さん、小さな子供連れの人を見かけたら、勇気を持って席を譲りましょうというお話。台北では子供を連れていると驚くほどすぐ席を譲ってくれるのは、こういう普段の教育の賜かも。
朝の会の時間中、電気や扇風機をつけたり消したり、年少さんのトイレの様子を見に行く、イエス様やろうそくを棚に戻す等々は、すべて年長さんの仕事でした。先生の一言で、みんながすぐお手伝いできるのがすばらしかった。家ではなかなか言うこと聞かないのに、統率が取れていたのが驚き!!! みんな先生のことはとても恐れているようです。
そしてモンテッソーリの時間が始まります。まず翔太が私に”幼稚園にようこそ! お茶とお菓子を選んでください”と書かれたオーダーシートを持ってきたので、珈琲と卵焼きを選んだところ、翔太が珈琲を入れ、そして別の年長さんと年少さんがペアになって卵焼きを焼いて持ってきてくれました。
そして翔太はお茶を入れ、年少さんを招いて一緒に飲むお仕事をして、おしゃべりをしながらしばし休息。それから世界地図のお仕事。これは五大陸に分けて国の地図を書き、国別に色鉛筆で塗り絵をし、国名を注音という発音記号で書き入れるお仕事。もうかれこれ2ヶ月ほど、これに熱中しているらしいです。
モンテッソーリ教育の教材は日常生活、感覚、言語、数学、文化の5種類に分けられ、各自やりたい教具を取りに行き、その仕事を完成させたら、また別の仕事を取りに行ってやるというもの。一斉教育ではなく、先生はあくまでも個人個人の能力や進度に合わせて、仕事を勧めたり教えたりするそうです。モンテッソーリ教育は日本では採り入れている園は少ないですが、台湾では割と多いようです。こちら参考。
他の子は数字の1から9000までのプレートを並べその数のビーズを揃えていく仕事や、靴に見立てた教具で靴の紐を通していき蝶々結びをするもの。糸通し(ビーズを糸に通しネックレスを作る)、台湾地図パズル、色の濃淡を並べるものなどやっていました。
普段は用事がない限り幼稚園の建物に親が入ることを禁じられているため(靴の脱ぎ着などを親が手助けせず、子供自身にやらせ自主性を高めるため)、こうやってゆっくり子供の姿を眺めれるのは参観日や運動会くらい。翔太の幼稚園生活もあと1ヶ月ほど。年長さんとして本当にしっかりしてきて、感慨無量です。
★好きな子を誘ったのかな?
★年少さんとペア、楽しそう~(別の日)
★発音記号の勉強も大変です
★ピンクタワーという大きさの違う直方体を積んでいます
写真はすべて幼稚園のHPから
次は朝の会。先生と生徒26人ほどが円座になり、十字架のイエス様とろうそくを用意しお話がはじまりました。この日のテーマは電車内にある優先座席について。まず優先座席に座って良いのはどんな人か? と質問があり、普通の座席に座っていても、お年寄りや体が不自由な人、怪我をした人、妊婦さん、小さな子供連れの人を見かけたら、勇気を持って席を譲りましょうというお話。台北では子供を連れていると驚くほどすぐ席を譲ってくれるのは、こういう普段の教育の賜かも。
朝の会の時間中、電気や扇風機をつけたり消したり、年少さんのトイレの様子を見に行く、イエス様やろうそくを棚に戻す等々は、すべて年長さんの仕事でした。先生の一言で、みんながすぐお手伝いできるのがすばらしかった。家ではなかなか言うこと聞かないのに、統率が取れていたのが驚き!!! みんな先生のことはとても恐れているようです。
そしてモンテッソーリの時間が始まります。まず翔太が私に”幼稚園にようこそ! お茶とお菓子を選んでください”と書かれたオーダーシートを持ってきたので、珈琲と卵焼きを選んだところ、翔太が珈琲を入れ、そして別の年長さんと年少さんがペアになって卵焼きを焼いて持ってきてくれました。
そして翔太はお茶を入れ、年少さんを招いて一緒に飲むお仕事をして、おしゃべりをしながらしばし休息。それから世界地図のお仕事。これは五大陸に分けて国の地図を書き、国別に色鉛筆で塗り絵をし、国名を注音という発音記号で書き入れるお仕事。もうかれこれ2ヶ月ほど、これに熱中しているらしいです。
モンテッソーリ教育の教材は日常生活、感覚、言語、数学、文化の5種類に分けられ、各自やりたい教具を取りに行き、その仕事を完成させたら、また別の仕事を取りに行ってやるというもの。一斉教育ではなく、先生はあくまでも個人個人の能力や進度に合わせて、仕事を勧めたり教えたりするそうです。モンテッソーリ教育は日本では採り入れている園は少ないですが、台湾では割と多いようです。こちら参考。
他の子は数字の1から9000までのプレートを並べその数のビーズを揃えていく仕事や、靴に見立てた教具で靴の紐を通していき蝶々結びをするもの。糸通し(ビーズを糸に通しネックレスを作る)、台湾地図パズル、色の濃淡を並べるものなどやっていました。
普段は用事がない限り幼稚園の建物に親が入ることを禁じられているため(靴の脱ぎ着などを親が手助けせず、子供自身にやらせ自主性を高めるため)、こうやってゆっくり子供の姿を眺めれるのは参観日や運動会くらい。翔太の幼稚園生活もあと1ヶ月ほど。年長さんとして本当にしっかりしてきて、感慨無量です。
★好きな子を誘ったのかな?
★年少さんとペア、楽しそう~(別の日)
★発音記号の勉強も大変です
★ピンクタワーという大きさの違う直方体を積んでいます
写真はすべて幼稚園のHPから
by lovetaiwans
| 2012-06-08 01:25
| 教育