2010年 03月 25日
森のようちえん |
3月の大阪。さわやかな春らしい気候を予想していたのだけど、初旬は真冬のように寒い毎日。そして雨でとじこもり。2週目辺りから寒さも緩み始め、公園で遊べるようになりました。
今回の帰国で一番楽しみにしていた、”森のようちえん”の見学に行ってきました。
森のようちえんとは、デンマークの一人のお母さんが自分の子供とお隣の子供を森の中で保育したのが始まりだそうです。私が参加したこの幼稚園は園舎がなく、毎日お外で活動しています。そして幼稚園のある大阪市内には自然がほとんどないため、幼稚園の活動場所は大阪府内の里山で、片道1時間の道のりを電車とバスを乗り継いで向かいます。園児はお弁当や着替え、替えの靴まで入っている大きなリュックを背負い、毎日が遠足のようです。
園児10数名に50代と思われる園長先生と若干若い2人の先生が引率し、移動の電車では子供たちは折り紙1枚を使って思い思いに折ってました。子供たちも電車に乗りなれているようで、驚くほど行儀良く座っていました。そしてバスに乗り換えて下車後、タンポポ、レモンや金柑の木、野鳥、満開に咲く梅の花を横目に田んぼのあぜ道を歩くと、活動場所の里山が見えてきました。
到着すると、まずは絵本と果物の時間。それからお昼ご飯までは、みんな自由に野原を走ったり、虫を捕まえたり、木の棒で遊んだり。そしてお弁当。昼からも自由時間、絵を描いて、おやつを食べながら再び絵本タイム。自由タイムでは、お兄ちゃん達が木切れを切符に見立てて遊んでいたので、翔太は木切れに ”こまち(秋田新幹線の名前)” と書いてもらい上機嫌で、何度もポケットからそれを取り出してニヤニヤ。また斜面一面に生えるつくしをつみ、おねえちゃんが捕まえたテントウムシを見せてもらい、山の崖を登り、熟れて落ちたみかんやどんぐりを拾ったり。翔太は人見知りぎみに、”ママママ~” と私のそばからなかなか離れられませんでしたが、みんなから話かけられ、最後には私から離れて遊ぶこともできました。大樹は人見知りが全くなく、走り回って遊んでいました。
私自身、大阪市内で育ち、遊び場は家の前の道や空き地(もちろん遊具なんてなし)が主で、ほとんど土に触れることなく大きくなったので、反面教師かな? 子供には自然たっぷりの中で遊んで欲しい~。この幼稚園では子供たちが自分で遊びを作り出して、自由に過ごしているところが魅力的です。先生方も何かを教え込もうとしたり、指示することも少なくて、見守っていらっしゃるし。台北で自然の中で体を思いっきり動かす機会が少ない子供たちなので、外で遊んで丈夫でたくましい子供になって欲しいです。
こちらの幼稚園は人気が出てきて4月から園児が増えるので、帰国時に1ヶ月など短期の受け入れはできるかどうか、そのときの状況しだいと答えをもらいました。翔太も台北の幼稚園とは全く違う様子にとても楽しそうなので、参加させてあげられるといいのだけど。
★青空のもとで絵本タイム
★茎の部分をおいしいおいしいと翔太食べつくす
今回の帰国で一番楽しみにしていた、”森のようちえん”の見学に行ってきました。
森のようちえんとは、デンマークの一人のお母さんが自分の子供とお隣の子供を森の中で保育したのが始まりだそうです。私が参加したこの幼稚園は園舎がなく、毎日お外で活動しています。そして幼稚園のある大阪市内には自然がほとんどないため、幼稚園の活動場所は大阪府内の里山で、片道1時間の道のりを電車とバスを乗り継いで向かいます。園児はお弁当や着替え、替えの靴まで入っている大きなリュックを背負い、毎日が遠足のようです。
園児10数名に50代と思われる園長先生と若干若い2人の先生が引率し、移動の電車では子供たちは折り紙1枚を使って思い思いに折ってました。子供たちも電車に乗りなれているようで、驚くほど行儀良く座っていました。そしてバスに乗り換えて下車後、タンポポ、レモンや金柑の木、野鳥、満開に咲く梅の花を横目に田んぼのあぜ道を歩くと、活動場所の里山が見えてきました。
到着すると、まずは絵本と果物の時間。それからお昼ご飯までは、みんな自由に野原を走ったり、虫を捕まえたり、木の棒で遊んだり。そしてお弁当。昼からも自由時間、絵を描いて、おやつを食べながら再び絵本タイム。自由タイムでは、お兄ちゃん達が木切れを切符に見立てて遊んでいたので、翔太は木切れに ”こまち(秋田新幹線の名前)” と書いてもらい上機嫌で、何度もポケットからそれを取り出してニヤニヤ。また斜面一面に生えるつくしをつみ、おねえちゃんが捕まえたテントウムシを見せてもらい、山の崖を登り、熟れて落ちたみかんやどんぐりを拾ったり。翔太は人見知りぎみに、”ママママ~” と私のそばからなかなか離れられませんでしたが、みんなから話かけられ、最後には私から離れて遊ぶこともできました。大樹は人見知りが全くなく、走り回って遊んでいました。
私自身、大阪市内で育ち、遊び場は家の前の道や空き地(もちろん遊具なんてなし)が主で、ほとんど土に触れることなく大きくなったので、反面教師かな? 子供には自然たっぷりの中で遊んで欲しい~。この幼稚園では子供たちが自分で遊びを作り出して、自由に過ごしているところが魅力的です。先生方も何かを教え込もうとしたり、指示することも少なくて、見守っていらっしゃるし。台北で自然の中で体を思いっきり動かす機会が少ない子供たちなので、外で遊んで丈夫でたくましい子供になって欲しいです。
こちらの幼稚園は人気が出てきて4月から園児が増えるので、帰国時に1ヶ月など短期の受け入れはできるかどうか、そのときの状況しだいと答えをもらいました。翔太も台北の幼稚園とは全く違う様子にとても楽しそうなので、参加させてあげられるといいのだけど。
★青空のもとで絵本タイム
★茎の部分をおいしいおいしいと翔太食べつくす
by lovetaiwans
| 2010-03-25 22:58
| 大阪あれこれ