2011年 03月 19日
地震から1週間 |
東北地震が起きてからというもの、最初の数日はテレビがつけっぱなし。それ以降も被災地のこと、福島原発のことが気になって、普段あまりみないテレビなのに、ちょくちょく付けては見てしまう。ピアノのレッスンも断り、参加するはずだった活動も取りやめ。家でそわそわ過ごし、パソコンを開ける気もせず、ぼーっと過ごす日が続きました。
被災者の方々の夜の寒さを想像すると、温かい布団の中で寝る自分が申し訳なくなるし、インターネットがこんなに普及しているのに、被災した家族を捜すために何カ所も避難所を回られている被災者の方がかわいそうで、日本人が目指した便利社会のもろさ、自然災害に対する人間の無力さを感じます。
台湾の地元テレビでも最初の2日ほどは地震のニュースオンリー。今は福島原発のことから、被災地の生活までNHKの映像を使って何から何まで伝えてくれています。こちらでもとても関心が高く、会う人会う人、家族は無事か? こんな災害でも日本人は本当によくやっていると声をかけてくださって、義援金を受付もそこらじゅうで行われています。
主人と義父は台湾への帰路の成田空港で地震に遭い、空港で1日足止めをされて土曜日夜に帰宅しました。
そして茨城在住の兄はたまたま東京出張しており、その日は上野のホテルのロビーで夜を明かす。土曜日に奥さんの実家である埼玉にたどり着き、そこから車で茨城の住まいに残された奥さんと子供を助けに向かいました。奥さんと子供は実家に避難。兄は数日前に茨城に戻り、勤務先の片づけを頑張っているそう。ガソリンがないので自転車で移動、断水が続いているので埼玉から持ってきた水と付近の井戸から水をもらい生活しているそうです。福島原発から100キロも離れていないので、台湾にいる私は心配で心配でたまりませんでしたが、本人曰わく ”水や食料の手当、仕事で精一杯だから、周りには放射線のことなんて気にしている人はいない。原爆が落ちた広島でも生き残ったんやぞ” と。
でもでもやっぱり心配です。
『落ち着いて、冷静に』 だけを繰り返している政府やNHKは本当の情報を流せているのだろうか。NHKは政府の放送局なので、現政権を批判するコメントは出さないだろうけれど、救助活動をしている自衛隊や被災者の頑張りや体力にも限界がある。テレビでは頑張っている自衛隊の人、消防の方、被災者、病院関係者、そして役場ほ人の姿は伝わってくるのに、必死に頑張っている政治家が見えにくい。ガソリン不足、食料不足、毛布やミルク、おむつがない、このどれも強力な政治力を発揮すれば解決できる問題であるはずなのに、政治家が具体的な手を打てていないのだろうか。義援金を出すことしかできない自分も本当に情けないです。
地震や津波で亡くなられた方々の冥福を祈ると共に、避難中の方々が一時間でも早く暖かい環境と温かい食事を手にできるようお祈り申し上げます。唯一の被爆国になっても立ち上がった日本です、今回の地震や原発も絶対大丈夫。団結して一緒に頑張りましょう。
被災者の方々の夜の寒さを想像すると、温かい布団の中で寝る自分が申し訳なくなるし、インターネットがこんなに普及しているのに、被災した家族を捜すために何カ所も避難所を回られている被災者の方がかわいそうで、日本人が目指した便利社会のもろさ、自然災害に対する人間の無力さを感じます。
台湾の地元テレビでも最初の2日ほどは地震のニュースオンリー。今は福島原発のことから、被災地の生活までNHKの映像を使って何から何まで伝えてくれています。こちらでもとても関心が高く、会う人会う人、家族は無事か? こんな災害でも日本人は本当によくやっていると声をかけてくださって、義援金を受付もそこらじゅうで行われています。
主人と義父は台湾への帰路の成田空港で地震に遭い、空港で1日足止めをされて土曜日夜に帰宅しました。
そして茨城在住の兄はたまたま東京出張しており、その日は上野のホテルのロビーで夜を明かす。土曜日に奥さんの実家である埼玉にたどり着き、そこから車で茨城の住まいに残された奥さんと子供を助けに向かいました。奥さんと子供は実家に避難。兄は数日前に茨城に戻り、勤務先の片づけを頑張っているそう。ガソリンがないので自転車で移動、断水が続いているので埼玉から持ってきた水と付近の井戸から水をもらい生活しているそうです。福島原発から100キロも離れていないので、台湾にいる私は心配で心配でたまりませんでしたが、本人曰わく ”水や食料の手当、仕事で精一杯だから、周りには放射線のことなんて気にしている人はいない。原爆が落ちた広島でも生き残ったんやぞ” と。
でもでもやっぱり心配です。
『落ち着いて、冷静に』 だけを繰り返している政府やNHKは本当の情報を流せているのだろうか。NHKは政府の放送局なので、現政権を批判するコメントは出さないだろうけれど、救助活動をしている自衛隊や被災者の頑張りや体力にも限界がある。テレビでは頑張っている自衛隊の人、消防の方、被災者、病院関係者、そして役場ほ人の姿は伝わってくるのに、必死に頑張っている政治家が見えにくい。ガソリン不足、食料不足、毛布やミルク、おむつがない、このどれも強力な政治力を発揮すれば解決できる問題であるはずなのに、政治家が具体的な手を打てていないのだろうか。義援金を出すことしかできない自分も本当に情けないです。
地震や津波で亡くなられた方々の冥福を祈ると共に、避難中の方々が一時間でも早く暖かい環境と温かい食事を手にできるようお祈り申し上げます。唯一の被爆国になっても立ち上がった日本です、今回の地震や原発も絶対大丈夫。団結して一緒に頑張りましょう。
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by lovetaiwans
| 2011-03-19 07:26
| 東北関東大震災