2012年 02月 22日
とんだ金沢旅行 |
2月初旬、家族4人で北陸へ旅行へ行きました。
1日目は福井県三国でかにを食べる予定が、大雪のため滋賀県内が不通となり(湖西線、琵琶湖線ともに)、京都まで行って折り返し実家へ。そして2日目、福井は断念しもともとこの日に予定していた金沢へ向かいました。この日も湖西線が不通だったため、大阪駅から長浜行きの快速へ乗車。次は近江塩津まで、そして敦賀までとローカル線を乗り継ぎ、敦賀からやっと金沢行きの特急に乗り約8時間かけ到着。この日は吹雪いていて回転寿司を食べただけで終了。
2日目曇り、50センチくらい雪が積もっている。大通り沿いの歩道はきっちり雪かきされているので歩きやすいのだけど、子供がはしゃいで雪を触ったり、玉を作るものだから移動に時間がかかる。わざわざ台湾と大阪から持ってきたみんなの長靴が大活躍。これがなければ外は一歩も歩けませんでした。
近江町市場、兼六園へ。近江町市場は評判通りかにを筆頭に魚介類が豊富で、市場の規模が大きく、観光客も多くてとてもにぎやかでした。魚の種類は大阪の黒門市場なんて比べものになりません。旬の魚は大盛りにしてあって、1回の晩ご飯分でも千円以下で買えそう。台湾の魚に比べると安く感じる。そして加賀野菜を始め全国の珍しい野菜も揃っていて、見ているだけでワクワクします。私だけならじっくり半日はかけたいところでしたが、子供に行こう行こうとせかされ、ゆっくりは見られず、ゆっくりは食べられず。
そして次、銀色世界の兼六園へ。兼六園と言えばここ、霞ヶ池の水も凍りつき風情のある冬の景色が楽しめました。その他、庭園の中には沢山の名所があるそうですが、子供の手を取りながら転ばないように歩くだけで手一杯、地図を見ながら見て回る余裕がなかった・・・。更に吹雪いていて、体の芯まで冷える寒さ。子供達はここでも雪を素手で触りまくり、雪だるままで作っていました。兼六園で雪だるまとは贅沢な子供たち。次は私のたっての希望、兼六園の中にある伝統産業工芸館へ。まず金沢に36種類もの多様な伝統工芸が残っていることに驚きました。加賀友禅、九谷焼、輪島塗、山中漆器、金沢箔以外にも仏壇、加賀毛針、七尾和ろうそく、水引もあるんですね。安価で工業的な製品にあふれ、流行を追い求める使い捨て文化がはびこる現代生活で、まだまだ伝統工芸産業が残っている北陸のおおらかさを感じます。
3日目晴れ、降り積もった雪がとけるほど暖かい一日。金沢城へ向かう途中、福音館書店(有名な子供向けの書籍の出版社)の看板に引き寄せられるように入店しました。金沢は福音館書店の発祥の地だそうで、目にするもの目にするもの家にあるなじみの深い本ばかりで、いくら見ても飽きません。子供が気に入った本、私も買おうと思っていた本を購入。翔太はおばちゃんと一緒に本を読んでいたのですがその本が欲しいと言って大泣き。もう本を何冊も買った後だったし、長い間読める本じゃなかったので、次にしようと説得したのですが、ぐずってぐずってお店を後に。
それから金沢城。石川門、菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓などを見学。私も歴史が弱いのでお城の説明はできないけれど、展示物の中から分かりやすいところだけ子供に説明。お城と言えば天守閣ですが、金沢城に天守閣がないのは、1602年落雷による火災で焼失し、設計図など詳しい資料が残っていないため再建されていないからだそうです。そして急いで金沢駅に戻り、駅ナカで海鮮物を食べ、あわててお土産を買って帰路につきました。
実質2日間の金沢滞在。前述しましたが、カメラと携帯をなくし主人に叱られあきれられ、警察や電話会社へ行ったり忙しく、雪で足場が悪く歩くだけで時間がかかったことがあり、観光できたのはたったこれだけ。しかもカメラをなくしたショックで、買い物する気もなえて思いっきりお金を使えませんでした。陶器や塗りのお店も沢山あったのに、子連れでは危なくてまったく入れず横目でチラッと見ただけ。行きたい観光地もまだまだあったのに、時間が足りなかった~。ただ大学時代に訪れた時と比べ、市内を走る観光バスやパンフレットなどが便利に整備され旅行者に優しく、美しいものや美味しいものがぎゅっとつまっている魅力たっぷりな街でした。
今度は子なしでじっくり出かけたいよ。近いうちにリベンジするぞ~!
★近江町市場にて
★金箔貼り体験
★雪の兼六園
★大通りから一歩入ると雪かきはまだまだ、伝統的な建物があちらこちらに残っていて町歩きもたのしい
★福音館書店店内
1日目は福井県三国でかにを食べる予定が、大雪のため滋賀県内が不通となり(湖西線、琵琶湖線ともに)、京都まで行って折り返し実家へ。そして2日目、福井は断念しもともとこの日に予定していた金沢へ向かいました。この日も湖西線が不通だったため、大阪駅から長浜行きの快速へ乗車。次は近江塩津まで、そして敦賀までとローカル線を乗り継ぎ、敦賀からやっと金沢行きの特急に乗り約8時間かけ到着。この日は吹雪いていて回転寿司を食べただけで終了。
2日目曇り、50センチくらい雪が積もっている。大通り沿いの歩道はきっちり雪かきされているので歩きやすいのだけど、子供がはしゃいで雪を触ったり、玉を作るものだから移動に時間がかかる。わざわざ台湾と大阪から持ってきたみんなの長靴が大活躍。これがなければ外は一歩も歩けませんでした。
近江町市場、兼六園へ。近江町市場は評判通りかにを筆頭に魚介類が豊富で、市場の規模が大きく、観光客も多くてとてもにぎやかでした。魚の種類は大阪の黒門市場なんて比べものになりません。旬の魚は大盛りにしてあって、1回の晩ご飯分でも千円以下で買えそう。台湾の魚に比べると安く感じる。そして加賀野菜を始め全国の珍しい野菜も揃っていて、見ているだけでワクワクします。私だけならじっくり半日はかけたいところでしたが、子供に行こう行こうとせかされ、ゆっくりは見られず、ゆっくりは食べられず。
そして次、銀色世界の兼六園へ。兼六園と言えばここ、霞ヶ池の水も凍りつき風情のある冬の景色が楽しめました。その他、庭園の中には沢山の名所があるそうですが、子供の手を取りながら転ばないように歩くだけで手一杯、地図を見ながら見て回る余裕がなかった・・・。更に吹雪いていて、体の芯まで冷える寒さ。子供達はここでも雪を素手で触りまくり、雪だるままで作っていました。兼六園で雪だるまとは贅沢な子供たち。次は私のたっての希望、兼六園の中にある伝統産業工芸館へ。まず金沢に36種類もの多様な伝統工芸が残っていることに驚きました。加賀友禅、九谷焼、輪島塗、山中漆器、金沢箔以外にも仏壇、加賀毛針、七尾和ろうそく、水引もあるんですね。安価で工業的な製品にあふれ、流行を追い求める使い捨て文化がはびこる現代生活で、まだまだ伝統工芸産業が残っている北陸のおおらかさを感じます。
3日目晴れ、降り積もった雪がとけるほど暖かい一日。金沢城へ向かう途中、福音館書店(有名な子供向けの書籍の出版社)の看板に引き寄せられるように入店しました。金沢は福音館書店の発祥の地だそうで、目にするもの目にするもの家にあるなじみの深い本ばかりで、いくら見ても飽きません。子供が気に入った本、私も買おうと思っていた本を購入。翔太はおばちゃんと一緒に本を読んでいたのですがその本が欲しいと言って大泣き。もう本を何冊も買った後だったし、長い間読める本じゃなかったので、次にしようと説得したのですが、ぐずってぐずってお店を後に。
それから金沢城。石川門、菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓などを見学。私も歴史が弱いのでお城の説明はできないけれど、展示物の中から分かりやすいところだけ子供に説明。お城と言えば天守閣ですが、金沢城に天守閣がないのは、1602年落雷による火災で焼失し、設計図など詳しい資料が残っていないため再建されていないからだそうです。そして急いで金沢駅に戻り、駅ナカで海鮮物を食べ、あわててお土産を買って帰路につきました。
実質2日間の金沢滞在。前述しましたが、カメラと携帯をなくし主人に叱られあきれられ、警察や電話会社へ行ったり忙しく、雪で足場が悪く歩くだけで時間がかかったことがあり、観光できたのはたったこれだけ。しかもカメラをなくしたショックで、買い物する気もなえて思いっきりお金を使えませんでした。陶器や塗りのお店も沢山あったのに、子連れでは危なくてまったく入れず横目でチラッと見ただけ。行きたい観光地もまだまだあったのに、時間が足りなかった~。ただ大学時代に訪れた時と比べ、市内を走る観光バスやパンフレットなどが便利に整備され旅行者に優しく、美しいものや美味しいものがぎゅっとつまっている魅力たっぷりな街でした。
今度は子なしでじっくり出かけたいよ。近いうちにリベンジするぞ~!
★近江町市場にて
★金箔貼り体験
★雪の兼六園
★大通りから一歩入ると雪かきはまだまだ、伝統的な建物があちらこちらに残っていて町歩きもたのしい
★福音館書店店内
by lovetaiwans
| 2012-02-22 01:41
| 大阪あれこれ